TRANSPORT SAFETY MANAGEMENT 運輸安全マネジメント
大新東株式会社(旅客自動車運送事業)
1. 事業者情報
- 事業者名
- 大新東株式会社
- 代表者
- 代表取締役社長・森下哲好
- 主たる事務所
- 東京都江東区東雲2-11-22
- 一般貸切許可
- 2000年7月21日 関自旅1第1137号
- 一般乗合許可
- 2004年1月9日 関自旅一第1065号
- 貸切所在地
- 東京都・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府・福岡県
- 乗合所在地
- 神奈川県・宮城県・栃木県・千葉県・三重県・大阪府
- 貸切バス届出運賃
-
- 関東(下限額)
- 大型【時間6,580円・距離160円】
中型【時間5,560円・距離140円】
小型【時間4,770円・距離120円】 - 近畿(下限額)
- 大型【時間7,390円・距離160円】
中型【時間6,240円・距離130円】
小型【時間5,360円・距離110円】 - 九州(下限額)
- 大型【時間6,330円・距離140円】
中型【時間5,350円・距離120円】
小型【時間4,590円・距離100円】
- バス協会加盟
- 東京バス協会・神奈川県バス協会・千葉県バス協会・大阪バス協会
2. 運輸安全マネジメントに関する取組み
①輸送の安全に関する基本方針
大新東株式会社は、「社会課題解決型企業」として、旅客自動車運送事業の遂行にともなって発生するさまざまな輸送安全リスクを軽減する活動に積極的に取り組み、持続可能となる安全・安心な社会の実現に努めるために下記の方針を定めます。
- 旅客輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規程に定められた事項を遵守いたします
- 重大事故ゼロ・交通事故削減を目指して目標・詳細目標を定め、継続的な改善を確実に展開していきます
- 乗務員の健康管理を徹底し、身体に起因する事故防止に努めます
- 旅客輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置または予防措置を講じます
- 旅客輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達共有いたします
- 旅客輸送の安全に関する教育及び訓練に関する具体的な計画を策定し、これを的確に実施いたします
- テロ防止対応、大規模災害対応を行い、安全・安心の強化を行います
2024年4月1日 安全統括管理者 池田 丈一郎
②輸送の安全に関する目標および当該目標の達成状況
2024年度の目標
予定目標/件数 | |
---|---|
重大事故 (自動車事故報告規則第2条) (第2当事者は除く) |
0件 |
2023年度の目標および結果
目標/件数 | 結果 | |
---|---|---|
重大事故 (自動車事故報告規則第2条) (第2当事者は除く) |
0件 | 0件 |
③自動車事故報告規則 第2条に規定する事故に関する統計(第2当事者は除く)
2023年度 件数
件数 | |
---|---|
0件 | |
4件 |
④安全管理規程
⑤輸送の安全のために講じた措置および講じようとした措置
1.輸送の安全が最も重要であるという認識を徹底しました
2.輸送の安全に関する費用支出および投資を積極的に、かつ、効率的に行いました
安全に関する支出内容 | 2023年度達成状況 | 2024年度目標 | ||
---|---|---|---|---|
単年度 | 累計 | 単年度 | 累計 | |
デジタルタコグラフの設置 | 32台 | 350台 | 10台 | 360台 |
ドライブレコーダーの設置 | 53台 | 371台 | 10台 | 381台 |
高機能アルコール検知器の導入 | 19台 | 84台 | 増減なし | 84台 |
衝突軽減装置車両の導入 | 8台 | 96台 | 4台 | 100台 |
貸切バス運行管理システム | 増減なし | 100アカウント | 増減なし | 100アカウント |
点呼動画カメラ | 14台 | 14台 | 増減なし | 14台 |
研修指導員の配置 | 増減なし | 全国20名体制 | 増減なし | 全国20名体制 |
運行管理者数 | 6名増 | 57人 | 増減なし | 57人 |
整備管理者数 | 3名増 | 20人 | 増減なし | 20人 |
3.健康起因による事故防止に向けた取組みの実施
- 定期健康診断の実施(乗務員全員)
安全に関する支出内容 | 2023年度達成状況 | 2024年度目標 | ||
---|---|---|---|---|
単年度 | 累計 | 単年度 | 累計 | |
SAS検査 | 118人 | 288人 | 150人 | 438人 |
脳ドッグ検査 | 85人 | 241人 | 50人 | 291人 |
薬物検査 | 159人 | 637人 | 95人 | 732人 |
心臓疾患検査 | 17人 | 47人 | 20人 | 67人 |
眼底眼圧検査 | 156人 | 156人 | 100人 | 256人 |
⑥輸送の安全に関する情報の伝達体制その他の組織体制
⑦輸送の安全に関する教育および研修の実施状況
安全運転の実技指導(初任運転者の選任時実技教育)は、最新の法令に則り独自のカリキュラムに基づき教育を行います。また、NASVA等の適性診断結果を基に指導教育を行います。
- 実施日程:基本日程は乗務員選任前に、実技4日間以上(20時間以上)行います。
- 実技指導実施ルート:各営業所周辺における実際に運行する可能性のある経路(高速道路、坂道、隘路、市街地等)で行います。
- 車種区分:大型車・中型車・小型車・コミューター
- 具体的内容:道路、交通及び旅客の状況並びに時間帯を踏まえ、当該運転者が実際に運転する事業用動車と同一以上の車種区分の自動車を運転させ、安全な運転方法を添乗により指導いたします。
- 添乗者の指導歴:大型自動車第二種免許を取得し、5年以上の経験を有する者、且つ、直近3年間に、無事故・無違反・ノークレームである者
乗務員教育は年間教育計画に基づき適正に行い、NASVA等の一般診断を2年に1回受講し指導教育を行います。
運行管理者は毎年(法令では2年に1回)、運行管理者一般講習を受講します。
整備管理者は2年に1回、整備管理者講習を受講します。
⑧輸送の安全に関する内部監査の結果ならびにそれに基づき講じた措置および講じようとした措置
本部及び全18旅客営業所に対し輸送の安全に関する必要な関係法令および規定に定められた事項について内部監査(臨店指導)を行いました。
輸送の安全を確保する取組において、特に大きな不具合は確認されず適正であることを確認しました。
より良くするために改善が必要な箇所に対しては、是正措置または予防措置を実施し適正化の向上及び維持に努めました。また、良い事例があった場合には全営業所に展開しています。
⑨安全統括管理者に関する情報
安全統括管理者 取締役本部長 池田 丈一郎(選任:平成31年4月1日)